とけいそう
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“異常気象が多すぎませんか?”

 聞きなれない「特別警報」が出された台風18号のもたらした豪雨は数十年振りとか。
竜巻や最高気温が40度を超した、この夏の炎暑の日々。オリンピック東京決定は快挙ではあるが、開幕は7月24日と聞いた。どうして、そんな時期に。世界中の人々が日本をおとずれても、春の桜、秋の紅葉など日本の美しさや文化を味わうには、「おもてなし」どころか最低の季節で炎暑や電力不足を心配することになるのではないだろうか。
 昨日は、夜中は吹き荒れる風の響きと、警報をしらせる携帯電話に眠られぬ一夜であった。また、朝のテレビで嵐山の渡月橋の流されんばかりの濁流と橋げたすれすれの水量に仰天した。高槻でも、大山崎、長岡京市、島本と目と鼻の先の地域に、避難勧告が出され一体どうなるのかと思っているうちに、風も雨も徐々に治まり、台風は通過していった。
 9時前に、夫と、芥川のかじか荘付近と原大橋あたりの様子を見に行った。水量は多分減りつつはあっても、渦巻く泥流濁流その激しさ荒々しさに固唾をのんだ。
普段とは全く変貌した自然の脅威というか、威力は人間にはどうにもならないものだと 今回の被災地や、遠く今、台風が通過しているだろう福島県のことが案じられた。
今朝の畑は、台風一過さんさんと秋の日差しが強く、彼岸花が咲きだしている。
待ちに待った秋の到来、自然の恵みでもある収穫の季節である。

2013年9月17日   
松が丘 Y・I    


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