会員便り
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真夏の日帰りバス
ミステリーツアーに行く

 たしか6月末にパンフレットを見て申し込んだ。
7月末に送られてきた日程表「新鮮!ウニつくし!活けアワビの踊り焼きを ご用意!鳥取20世紀梨狩り食べ放題」嘘〜!行先は鳥取砂丘。
8月27日である。夏苦手の私。ひたすら家に籠っていた。
代金振り込みぎりぎりに、夏籠り付き合ってくれている夫にも申し訳なしと、えいや!と酷暑の バスツアーに参加した。
7時20分松坂屋前、同じシニアの60代後半〜70代前半のカップル?続々40名で出発。
高速で名神・中国道・舞鶴自動車道を走り延々12時半に兵庫県浜坂の「海鮮の店ウニつくし」に到着。
その間は、何回ものトイレ休憩のドライブインや土産物屋と一か所だけ5分ほど歩いて日本100名滝のひとつ「猿尾滝」(マイナスイオンたっぷりだそうである)を見学。
 旅行代金は一人7980円。半信半疑の参加。
待望の昼食は、ほとんどの参加者が一様に「や〜っぱりねえ」とため息つきつき、あっという間に終了。
ただ、この店でのイベントが圧巻!まず活きサザエつめ放題(氷入りの小スチロール箱に)、鱚とイワシの干物を超ミニポリ袋にこれまたつめ放題!夫は隣のばあさんに「おっちゃん下手やなあ!もっと入るんや」と教えてもらったが、そのご本人は、氷を捨ててサザエを詰め込みルール違反と注意されていたとか。とにかくシニアパワー爆発のひと時であった。
ところで、さぞかし辛かろうと想像した観光農園の梨狩り。これが涼風爽やかな梨林で木の下にござを敷き、たわわに実る大きな梨を採りすぐに食べる。
甘く果汁いっぱいで、その美味しいこと!ところが、昼食後すぐの梨狩り、大きな梨は、いくら食べ放題でも、せいぜい1個半(旅行社の策略か)、食べないで採った梨は、お買い上げということに。
そしてお一人さま2キロのお土産の梨は、似ても似つかぬ味と大きさであった。
そのあと30分ほど走り、鳥取の砂丘へ、地元の人も行かないと聞く35度の炎天下。
シニアたちは砂丘見物はパスして、レストランで梨氷金時などを、分け合って食べる人が殆どであった。
そして、また延々とトイレ休憩とりつつ高槻帰途へついたのである。
お土産満載は嘘ではなかったが「ただより怖いものはなし」この重い荷物を 持ってシニアたちは、どうやって帰るのか?私たちはもちろんタクシーで帰宅、近所の方々に「ただなんですが」とお配りしたのである。
気候の良い時に、また行く?と夫婦で顔見合わせた。

文責 松が丘 Y.、I   


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