今夏の蝉の初鳴きは、気象庁が関西の梅雨明け宣言した、まさにその朝でした。 たった一匹と思われましたが、日に日にその数を増して1週間後には「余計に暑く感じる!」と人間勝手なグチになりました。
更に数日後、朝刊を取りに行くと、目の高さにあるプランターのサフィニアの茎に蝉のぬけがらを発見!ブロック塀をよじ登り更にプランターを這い上がりこの茎にたどり着いて脱皮したのかと思えば姿ない蝉に「よくがんばったね!」と、どこかで鳴いているその蝉に声をかけました。抜けがらは花と共に風に揺れています。
記:中川 加奈子
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