とけいそう
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念願の札幌雪祭り!

実は7回目の北海道です。


ある夏は、北海道では、記録的な猛暑で、車やホテルから一歩も出られない暑さ。
また、ある春の日、チューリップと芝桜と知床半島の春が、突然の零下と吹雪のため 道路封鎖。
友人と大奮発した上野発の「カシオペア」のスイートは、夕刻出発で、外の景色は、 ほとんど真っ暗で、しかも豪華ツインベッドはレールの真上で轟音で一睡もできず。
今度こそはと、夫と舞鶴港から深夜、特等室で出港したところ、能登半島沖で低気圧に 遭遇し、ほとんどの人は、船酔いで、薬を飲んだ私たち夫婦は爆睡して、夜明けの北海道 沿岸の絶景は夢の中。
今回は、娘の幼稚園時代のPTA仲間が、リタイアーして故郷の札幌に家を建て、一度冬の北海道の札幌雪祭りにいらっしゃいということで、今度こそと7回目の北海道でした。
雪祭りは2月7日からで、毎年200万人の人出で、雪像の前に立ち止まることもできないとの情報に、7日には帰るというスケジュールで5日の午前中に千歳に着きました。
その前の週は、豪雪と雪下ろしと聞いていたのに、週末になり、さんさん眩しいほどの日差しで、え〜? しかし札幌郊外の彼女の家は、すっぽりと雪に覆われ、窓の外は、まるでメルヘンの世界。
その日はもちろん毛蟹や北海道の魚介類を堪能しました。
翌朝は、クリスチャンのお二人と、山手の教会に礼拝に。
また夢のような雪景色です。
そして、午後待望の街の中心、雪まつり時計台大通り会場へ。
自衛隊の人達による迫力満点の雪の建造物の数々。
大きなものは15m。
万里の長城や故宮を背景にした北海道の動物たち「北海道観光王国宣言」をはじめとして、本願寺飛雲閣、韓国大田市、中国天壇、ライオンキング、サザエさん一家と力作の建造物。
また市民団体や個人のユーモラスな小物の雪像など時間を忘れてゆっくり見ることが出来ました。
開会前日で、人もそんなに多くははありませんが、驚いたのは、中国語や韓国語が飛び交い、また欧米人の数も多く 国際色豊かな雰囲気が、一層雪の中のエキゾチックなムードを盛り上げていました。
本当の北海道は冬!高槻のめったに雪を見ることのない私は、7日朝、吹雪舞い上がる 雪煙を見ながら帰阪の途につきました。
記 伊坂 幸子   
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昼間の雪祭り拡大写真夜の雪祭り


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