扇子は、7世紀頃に日本に伝来した「うちわ」を、折り畳むアイディアを加え携帯に便利なようにと8世紀に“日本で誕生”したと言われています。
その後、中国への輸出を経て15〜6世紀頃にヨーロッパにもたらされ、羽根扇やレースを編みこんだ洋扇として発展を遂げたようです。
日本国内では京都を主産地としてきらびやかな京扇子が作られていました。その後、江戸に伝わり渋めでさっぱりとした絵柄の江戸扇子が誕生しました。
現在では東京を中心に数人の職人さんが伝統の技法で扇子を作り継いでいます。
仕立てを一人で行う為に数に限りがあり殆ど町場で見る事はできない希少なものです。
日本職人名工会資料より
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ティム氏へ
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今回、アメリカ人へのお土産にすると、扇子に文字を書いて欲しいと頼まれました。
今まで扇子に書いて来ましたが、扇型の紙に字を書いてそれを扇子に仕立てる方法です。
送られてきた「扇子」は、有名な方が作った「江戸扇子」。
書く文字は、贈る方の名前を漢字にあてて書いて欲しいとのこと。
扇子には骨があるし、 墨ははじいて書きにくい。予備の扇子がないので失敗は許されません。
あ〜、疲れました。!!
記:T.O
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フイリップ氏へ
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