バス停原から山沿い南へ300m、大木に囲まれ静かに神様はおわします。 社殿は小さく、社務所もなく集会所があるだけ、そこから地区の人達が会合を持たれているらしく声が聞こえてきてほっとした。 まさに地域の人達に支えられている風情の原の八阪神社。 起源は寺伝によると期限9世紀頃とか、毎年4月始めの大蛇祭と石槽で有名。 この石槽は槽穴が最小とかで大阪府下指定文化財指定。 最小如何は私にはわからない。 石風呂として祭祀に使われたらしいのは芥川街道のお寺でもあったその古さに納得。 |
高槻原の八坂神社 |
この神社には6種の指定古木があったらしいが、今は3枚の名札のみ。 それも残株でカバーがしてある。 社殿の横に榧(かや)の巨木があったのを思い出したが見つからない。 集会所から出て来られたご年配の方に聞いてもわからない。 さらに探すと根から倒れ土と同化するごとく苔むしていた。 何と大きい根っこ。 残念至極だが残株の一つツブラジイから新枝が木立を垣分け太陽の光を求めて一心に伸びている。 社殿の瓦の流線模様の斬新さと灯篭の苔の対比が面白い。 人も自然も新旧混合でいきていきたいものです。 記:上村 サト子 |
高槻原の八坂神社 |
原八坂神社の本殿 |
原八坂神社の石槽 |