我が家では“なんでも鑑定団”の番組をよく見ます。 美術品や有名人の日用品等、様々なものが登場してきてその真偽と価値が評価される時は依頼人だけでなく会場も視聴者もドキドキさせられます。 よくぞこんな高価なお宝が保存されているものと驚きます。と同時にこの番組の良い処は素人にも美術品や芸術家についての説明がわかりやすく知識が増えて面白い。 さて我に返って我が家を見渡しても高価なものは何ひとつない。 ただ他人には価値がなくとも自分にだけ価値のあるもののひとつに化石があります。 40年近く前、主人が赴任していたアメリカ・テキサス州で週末ごとにドライブして自分で化石探しに出かけた時の収集品です。 |
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ある時湖岸の土手を金槌で掘り起こしていると出てきたのが魚の化石です。 石の質は粗雑ですが、約45cm、うろこや眼球、せぼね、尾びれが少し本体に折れ曲がっていますが写真のごとくしっかりと全体が想像できます。 その他直径20cmくらいのアンモナイトや二枚貝の化石、他に厚さ15cmもある牡蠣や弾丸のような隕石などが近くの川原で拾ってきた石達と我が家の狭い庭でど〜んとかまえています。 これ等の化石達、いつの時代にどのように棲息していたものやら。 その時代に夢を馳せ、鑑定やいかに・・・と石に話しかけていると心豊かになります。 平成22年11月 S.U |
約45cmの魚の化石 |
アンモナイト・二枚貝・牡蠣・樹・ウニ等の化石と自然石 |
隕石(中が水晶結晶や星型・マーブル状)と自然石 |