とけいそう
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“ 東北地方は縄文文化の発祥を原点に民衆文化の結集 ”
(その一)


 夏と言えば祭り、祭りと言えば東北三大祭りと秋田竿燈祭り。
2010年8月3日〜6日仙台飛行機往復と1250キロバス走行でぐるりと回ってきました。
時代の流れとしては縄文時代から現代まで5000年余りの人類の歴史が東北地方にありました。

※ 写真をクリックして頂くと大きい写真になります。

渓厳美
 三大祭りとは青森ねぶた、五所川原ねぶた、仙台七夕です。
どれを見ても素晴らしいものでしたが、とりわけ感激したのは秋田竿燈祭りと仙台七夕でした。
一般市民の技の結集と思えたからです。
竿燈とは一番大きいものは15mくらいの竹竿と46個の提灯、重さは50kgとか、バランスよく組み立てられ、片手手の平や額や背中に乗せて練り歩くのです。
その様子を見ている私達も手に汗を握る真剣技。
この技を町内会や保存グループで次の世代に伝えていこうとする様子がありありと伺えました。
秋田竿燈祭り
 仙台七夕飾りも予想より大型のもので10m以上はありましょうか、アーケードの床にすれすれに飾ってありますが観光客はその間を触れないように潜って歩きます。
飾りの中には鶴や花の折り紙、木目込みくす玉(半円)も沢山使ってあります。
これも郷土を愛する一人一人の心の表現でしょう。
青森ねぶた祭り  仙台から第一の観光スポットも紹介、厳美渓とかっこうだんご。
ざるにお金を入れて板を叩けば、綱をつたって対岸からお茶と団子が送られてくるので有名。
これは人間の知恵が生み出したもの。
後世に残す物は多々あり。


記 : S.U   
仙台七夕飾り (かつこう)だんご 秋田市内の公園にて


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