少し前の事ですが、イギリスのオックスフォードで仕事をしている娘を訪ねました。 遠い異国の地なのに、治安も良くて、雰囲気が日本とあまり変わらず一安心。 |
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出迎えてくれた娘と合流して、空港からバスで50分、オックスフォードは、中世の煉瓦造りの45のカレッジ、教会、図書館、ホールを中心とした落ち着いた風格ある街です。 その中でも最も大きなカレッジ、"クライスト チャーチ"は「ハリーポッター」の撮影地であり、「不思議の国のアリス」の作者ルイス・キャロルゆかりの地として有名な観光地ですが、ヘンリー8世が創設し16世紀来の歴史を持つ荘厳な建物群は、今も学生、聖職者の勉学、生活の場として使われていました。 |
日後、オックスフォードから列車、バスを乗り継いで二時間、ウィリアム・モリスが「イングランドで一番美しい村」と称えたコッツォオルズ地方のバイブリー村へ。 14世紀に建てられた石造りの「はちみつ色の家」が連なり、傍を流れる小川には白鳥やカモが泳ぐ田園風景が広がります。 そして16世紀に建てられた領主の館だったマナーハウス(ホテル)に泊まり、ちょっとしたお姫様気分を味わいましたが、迷路のような古城の夜は、おどろおどろしくもありました・・・ | |
後はせっかくだからとロンドンをウロウロとして、博物館やバッキンガム宮殿やビッグベンも見物、地下鉄でダウンタウンにも行ってきました。 ここまで来て、何をわざわざと思いつつも日本料理店にも行きました(笑) |
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娘が部屋を借りている家主のご夫婦は、イースターのバカンスに出掛けていて会えなかったのですが、私に歓迎のメッセージと壺いっぱいの庭の切り花を入口に置いて行ってくれました。 白いペンキでドアや窓枠を何度も塗り直して丁寧に使いこんだ家々と、この心温まる歓迎に、イギリス人気質の様なものを垣間見た気がしました。 短い滞在でしたが、イギリスの人達は、とてもフレンドリーで、分かり易い綺麗な英語で話してくれました。 ”thank you” ”sorry” ”please”の三語と片言英語を駆使して、プラ ス”度胸?”で楽しいイギリスの旅を終えました。 記 : K.T |