7月から8月の夜の8時前後、あたりが暗くなってから開花します。 まさにご婦人が丁寧にレースを編んだような4−5cmの真白い花、ある有名俳人が“咲き並び花びらもつれ烏瓜(からすうり)”と詠まれた様子がわかります。 夜に開花するのは夜の虫や蛾を呼び寄せて授粉の助けをして貰う為です。 たまたま撮れたこの写真の左側にいるのは、この花に寄ってくる蛾を待ち受けているのでしょうか。 後日散歩した時この花より大きな黒白の蛾が花の上をホバリングしていましたが 残念ながらその夜はカメラを持っていませんでした。 からすうりは蔓性で花の命は一晩2 −3時間ですが、この結果秋には美しい柿色のスイカ模様のミニミニラグビー型のからす うりの実を見せてくれるでしょう。 私達の子ども時代よく見た里山の景色、からすうり・赤とんぼ・おにやんま・いなご・ どじょう・あけび・蛍・・・懐かしいですね。 歳ですね。 記:S.U
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