4月19日〜20日アルペンルート雪の大谷ウォークツアーに行ってきました。 メインは立山の室堂の約500mの道路の両脇が高さ15mの雪の壁に囲まれている所を歩くというものです。 今年は4月17日に開通しましたが、特に雪が多く壁が高く真っ白で壮観な景色です。 処が、昨秋から積りだした雪の壁の断面に黄砂の傷跡が横縞で5本くらい、まさに黄色く残っているんです。 黄砂が中国よりはるばる越えて、高いアルプスにあたったのでしょう。 もう一つ驚いたことは周囲を見渡すと自分が中国か韓国にいるような感じでした。 というのはいくつもの外国の団体が前後にいて、大きな声の外国語が飛び交っているのです。 途中、白馬近くの大王わさび田でも中国人や韓国の方のツァーによく逢いました。 皆"わさびソフトアイスクリーム"を食べているんです。 外国人もわさびがお好きなのでしょうか。 この村は黒沢明監督がもっとも残したい風景と称賛した水車のある村です。 新しいわさび田は清流の中に小石で畝を作られ、農家がきめ細かくバーナーで焼きつけていました。 農薬が使えないので消毒と草が生えないようにするためだそうです。 三番目の写真は黒部ダム。わざわざモノクロにしたような写真ですが、自然の厳しさを物語っているようです。 昭和27年戦後間もなく開発が始まり、約10年の間に電源開発から運輸事業・宿泊施設などの一貫した開発が進められたとか。 原子力発電も然ることながら、放流は6月ごろでまたその様子を見れば感激もひとしおだろうと心の中で風景を描いていました。 記:S.U |
|