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ユキノシタ


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 この名前から勿論寒い雪の下で緑の葉があるからと思っていたが、雪のような白い花の下に緑の葉を広げるからとも、白い舌状の花の形から「雪の舌」が転訛したとする説もあるという。
実際我が家の庭では暖かい4月末に庭石の陰に咲いているのに気が付いた。
ヨーロッパでは岩生植物として大切にされているらしい。ツワブキに似た葉で、花は5弁、上3弁が小さく、下2弁が長く、鴨の足に似ているので、漢字は「鴨足草」と書いて、ユキノシタと読ませる事もある。
この粉を吹いたような葉は天ぷらにできるらしい。
いつか勇気をもって試してみることにしよう。

2018年6月29日    
上村 サト子    


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