山中に普通に生え、あたかも白い花が咲いているように見えるが、花弁ではなく4枚の総包片がひらひらと風に揺れているのである。
街路樹、庭園や公園でも良くもちいられているが、赤い甘い果実になると鳥がついばむので、数少なくなってしまう。
近縁にハナミズキ(アメリカヤマボウシ)があるが、どんぐりのようなとがった個々の果実や花弁の丸みの違いがある。
清水コミセンの近くの庭にあるヤマボウシの赤い実を待ちかねていたのに数個しか残らなかった。
がっかりしていたら京都植物園の駅前の街路樹のヤマボウシの樹一杯に赤い実をつけていたので驚いた。
これだけたくさん実がなると鳥も食べきらなかったのかな。
それとも植物園の中にはもっと美味しい実が沢山あったのかも知れない。
2018年2月2日
上村 サト子
|