コキアの草姿は円錐形やまんまる形で、爽やかな緑色から赤色に変化して面白い植物です。
低い垣根のように植えている人が多いです。
和名はほうき草と言われ、冬の初め、完全に赤く染まった後、色が落ち始めて刈り取って、陰干しにして、箒を作ります。
よく見ると枝に一杯小さい実が付いています。箒の使い始めはこの小さい種が掃き跡に落ちて何してる事やらと思います。
種子の大きい系統を栽培して、畑のキャビアとしてトンブリがとれます。(この種は丈が高く紅葉しません)
近くの畑の脇に植えられていたコキアが今年の9月の台風で傾き、色落ちた紅葉になってがっかりしていたら、
会員の神田さんが真っ赤なコキアをスマホで見せてくれたのでほっとしました。
春まき1年草、原産地西アジア・中央アジア
2017年12月8日
上村 サト子
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