四季彩の目次へ
ガマの穂


 出雲神話の「因幡の白兎」は私達の小さい頃の大切な昔話と唱歌でした。
"がーまのほわたにくるまればうさぎはもーとの白兎♪"
この穂綿をほぐしてみると大きいものならバケツ一杯くらいになり、どうにも納まりがつかなくなりながら、元の白兎の姿が思い浮かびます。普通、ガマは湿地や川原に生えていますが、近くの方の庭の大きな鉢で栽培されていました。花期はすすきの穂みたいですが気づきませんでした。日本の家庭でも生け花に使いますが、目を引いたのはオーストリアに旅行した時山あいのレストランで活けられていました。
旅行前に我が家の近くで撮ったガマの穂綿の写真を思い出して一人ほくそ笑んでいました。
2017年10月13日    
記: 上村 サト子   

※カーソルを写真の上に乗せたり外したりして写真をご覧下さい.



このページの先頭へ戻る