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黄色アマ


 四国の25番札所津照寺(高知県)の緑に囲まれた境内に冬ながらひときわ目立つ美しい花を見つけました。
社務所で尋ねると「黄色アマ」と教えてくださる。先代ご住職がインドから持ち帰られたとか。
寺とインドと言えば有り難いような感じがする。観賞用として他に青色、赤色がある。原種は亜麻として、茎の繊維からリネン、種子からアマニオイルが生産され、日本でも明治初期、ロシア公使だった榎本武揚が推奨して栽培が始まったらしい。
ちなみにドビュッシー作曲の「亜麻色の髪の乙女」は金髪ではなく、薄い栗色の髪の方が正しいようです。
2016年11月08日    
記: 上村 サト子   

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