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かんれんぼく(旱蓮木)


 亀岡の鍬山(くわやま)神社に紅葉を見に行った帰り、駐車場の両脇に季節外れの黄緑色の葉をつけた大木2本を見つけた。
見かけたことがない木である。その日から参拝料をとっていた氏子らしき人に尋ねると、先々代ご住職がインドから持ち帰られた木とか、やはり神社もインドと言えば有り難いのかな。本には中国南部原産、大正時代に渡来したと書いてあるが。葉は15pくらい、側脈は対で明瞭、光沢があり美しい。11月だったので、花は見れなかったが、果実の形が面白い。4pくらいのバナナの形の集合体である。
雌雄同株ながら、花は別々で、雌花が上位、雄花が下位、昆虫が花粉を運ぶようだ。
2016年11月07日    
記: 上村 サト子   

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