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ミセバヤ


 ミセバヤは「この花がこんなにきれいなので誰かに見せたい」という意味で、「見せたい」の古い言葉からこの名前がつきました。
それよりも私達の馴染みは「見せばやな雄島のあまの袖だにも濡れにぞ濡れし色は変わらじ」の百人一首の思い出かも知れません。普段は名前負けしたような多肉植物ですが、秋だけは綺麗です。
我が家のミセバヤは見せ場もなく庭の片隅で眠っています。約20年もこの植木鉢でこの大きさです。
原産地は中国、日本では小豆島や群馬県で岩場に自生、変種が結構寒地にも耐えているようです。
2016年10月25日    
記: 上村 サト子   

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