本来、金蓮花と言い、南米原産のノウゼンハレン科の一年草の事で、ナスタチウムはクレソンの事だったが、味が似ているため転用されて、通称この花の事をナスタチウムと呼ばれる方が多くなった。
花や若葉や未熟の種子はクレソンの辛さを利用して、サラダなどの食用になるらしいが、我が家の植木鉢のナスタチウムの花びらを試してみた。確かに柔らかくてピリリと口に残った。
花は左右相称、花弁は5枚、花はアンデスの衣装を思い浮かべるような鮮やかな、特に黄色い花は金色に輝く暖色系で(ノウゼンカズラに似て)、葉は蓮などに似ているので金蓮花となる。花期は5月から11月頃。
北海道釧路市の市花。
2016年3月30日
記: 上村 サト子
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