石竹の背丈20p前後、花径3p程度、5弁の花、葉は竹の形。中国原産のナデシコで、中国名の「石竹」の日本読みしたものです。
平安時代に渡来、当時在来のナデシコ(カワラナデシコ)を"やまとなでしこ"と呼び、渡来したものを"カラ(唐)なでしこ"として区別したらしい。
ナデシコと言う場合、狭義にはカワラナデシコの事をいい、秋の七草のひとつ。
広義には石竹を含めたナデシコ属の総称。品種改良されているので明確に違いを述べにくいが、石竹は花弁の切り込みが浅く、ナデシコは花弁の切り込みが深く、背丈は50p前後になることだろうか。因みに女子サッカー日本代表はひらがなで「なでしこジャパン」、日本原産のカワラナデシコで良かった。
2016年5月3日
記: 上村 サト子
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