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オオデマリ
大手毬

 高さ2〜3m、5〜6月に球状に密集した花を咲かせます。
咲き始めは黄緑色で、開くと白色(近年園芸品種にピンクも)になります。この花は雄しべと雌しべの退化した「装飾花(飾り花)」でタネは出来ません。花の塊は直径10pを超し、まさしく大きい手毬のよう、花の咲き方や見かけはアジサイに似ています。
秋に紅葉して冬は落葉します。葉は卵形で縁にギザギザ、表面に凹凸があって、学名プリッカムと言い、「プリーツ(ひだ)のある」という意味で、この葉の様子からきています。
ヤブデマリはオオデマリの野生種、コデマリ、アジサイとも異なる植物。
2016年5月3日    
記: 上村 サト子   

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