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ボケ(木瓜)


 昔からおかしい名前だなと思っていましたけれど、ネットで調べて初めて知りました。
漢字は木瓜とある如く、実が瓜に似ていることからだそうです。
通常春先に咲き始め(赤、白、ピンク、オレンジ色)、花後9月―10月青い実をつけますが、今秋、瓜に似ているか確かめます。
実は香り良く、果実酒やジャムも作れるということですが、どうでしょうか。
中国原産で平安時代に渡来し、しっかり帰化植物になりました。日本固有種として、よく似た30pくらいの矮性のものが山に見かけられますが、草ボケと言います。
木瓜の花言葉は「先駆者」「指導者」「平凡」・・・意味はピンからキリだなと笑えますが、織田信長が家紋として"ボケ"を用いたので「先駆者」は肯けます。
2016年2月29日  
記: 上村 サト子   


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