冬花壇や正月飾りに欠かせない植物です。
3月頃には本当に間のびしたように菜の花の様な黄色い花をつけますが、ハボタンにとっては正月が花ととりあげました。
中心は白や赤やクリーム色の葉、外側はグリーンの葉はまるでそこに大輪の花が咲いたような美しさです。
まさに牡丹に見立てた名前。
最近は矮性種、茎が長くなる高性種、それも枝分かれさせた踊りボタンと仕立て方が多様です。
1700年代日本に「オランダナ」と記録にあるそうですが、中国では唐の時代から栽培されているので、中国ルートかもしれません。
本格的な育成は明治の中期より。
主な系統は東京丸葉系・名古屋ちりめん系・混合の大阪丸葉系、ロシアから切り込み葉系。
アブラナ科、原産地西ヨーロッパ。
2016年1月1日
記: 上村 サト子
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