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ホトトギス(杜鵑草・時鳥草)


 ホトトギスという名前は、花びらの斑点模様が、野鳥のホトトギスの胸に生える羽毛の模様と似ていることから付けられた。
この鳥は古来より「霊長」とされていたため、花もまた格調高い花として茶花や生け花に古くからよく用いられている。
お盆を過ぎた頃に咲き始める事から、秋の到来を感じさせてくれる。
主に太平洋側の日陰で少し湿った場所に自生しており、条件が合ったか、我が家の日蔭の庭に何年も咲き続けている。
毎年開花前に毛虫の攻撃を受けるが、逞しく耐えている。
2015年11月18日    
記: 上村 サト子   


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