盛夏から初秋にかけて我が家の庭から道路にはみ出して咲き続けている。
我が家のは薄紫系のピンクと白。他に紅とか白っぽいピンクがある。しなる枝先に花が群がって咲く。
その一つを良く見ると、ひと粒の芯の種部分から6つの花弁が夫々線香花火のように伸びて縮れている。繊細な花姿をしているので感心した。名前のいわれは幹がなめらかで樹皮ははがれやすいので、猿も滑り落ちるだろうとは。猿から言えば、これくらい平気、"猿も木から落ちる"なんていわないでと言われそう。
しかし枝のたわみには耐えられないかも。花期が長いことから「百日紅」と書く。
"散れば咲き散れば咲きして百日紅" 加賀の千代女
2015年8月15日
記: 上村 サト子