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半夏生(はんげしょう)



 花というより葉を楽しむ植物です。
名前のいわれは半夏(烏柄杓)という薬草が生える頃とか、ハンゲショウ(カタシロ草)が名の通り半分白くなって化粧しているよう、ともいわれる。
旧暦七十二候で半夏生を夏至から数えて11日目の7月2日としている。
農家で田植えを終え、一息つく頃、この日から5日間は休みとする地方もあったらしい。
稲がしっかり根付くよう願掛けたと云う事から、"蛸の日"になったか。私はスーパーのちらしで知った。
蛸には夏バテ予防の成分が多いらしい。
香川県では"うどんの日"
日本各地にいろんなしきたりの伝わる暦の上で大切な日に半夏生の植物を思い出して下さい。
2015年7月10日  
記: 上村 サト子   


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