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アジサイ「隅田の花火」


 アジサイの花の色や形は多様化し、世界で栽培され、日本原産と忘れてしまいそうです。
この種が余り美しくて、近所の方から枝を貰って3年目、大きく咲きました。
隅田川の上空に打ち上げられた花火をイメージされたのでしょうか、人々の歓声が聞こえそうです。
ただ花一般に派手に改良されていくので、アジサイも豪華な花姿になっています。
アジサイの歴史で有名なのは鎖国時代オランダ商館の医員として来日したシーボルトが帰国させられる時、国禁を犯して多数の物件を持って帰りました。その中にアジサイの苗も持って帰り、ヨーロッパで栽培、彼の地でも品種は増えました。
名称を"オタクサ"としたのは日本妻"お滝さん"からとも、伊豆半島自生の"おたくさそう"ともいわれる。独産ワインの"シーボルト"のラベルにアジサイが描かれています。
お試しを!

2015年5月26日    
記: 上村 サト子   


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