5月上旬立夏の頃、塚脇橋から南100mくらいの芥川の東側土手に何本も白いニセアカシアが見事に花をつけています。
樹高20〜25mにもなるらしいがこちらのは約10m、白いマメ科で藤のような15cmくらいの房状の花。花の後、平たい鞘に包まれた4−5個のマメが出来ます。
土手で自然に繁殖したのでしょう。花は芳香があり、上質な蜂蜜が取れるので養蜂家には喜ばれるが、棘があり、風で倒れやすいので庭木には好かれない。
北アメリカ原産で約150年前、日本に入ってきた頃からアカシアと呼ばれている。西田佐知子のヒット曲"アカシアの雨がやむとき"や北原白秋の"この道"はこのニセアカシアらしい。
後に輸入された「アカシア」はネムノキ亜科で別種、ネムノキやミモザもアカシアとはややこしい。
"アカシアの雨となりたる立夏かな"
2015年5月18日
記: 上村 サト子
|