通称・紫大根とかハナダイコン、本名・諸葛菜。 3月、日が長くなりだした頃、紫色4弁の大根に似た花が咲きます。 中国、三国時代の丞相・諸葛孔明が大軍を率いて出兵した際、食料補給に困り、武都山近くで、住民が野生の野菜を食べているのを知り、兵士の陣営に植えさせた事から、この名が付いたそうです。 根が蕪の様に大きくなり、葉も根も食料に用いたそうですが、普段根はこんなに大きくなりません。日本には江戸時代に入ってきて、野生化しました。 2015年3月20日 記: 上村 サト子