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落ち葉
秋の深まりとともに……


 11月半ばを過ぎると、秋も深まって本格的な紅葉の季節に入ります。
紅葉を見に遠くへ出かける人がいると思うが、身近なところにも、赤いじゅうたんの公園もあります。
前日から落ちていた落葉は品がないものですが、いま掃いたあとに落ちた落葉は上品で風流なものです。
風流な落ち葉も、近隣のお家に舞い落ちる落ち葉を見ると、迷惑がかかっているのではないかと心配する。
 いくら元気なシニアでも、80歳、90歳になると、足腰が弱り、目がしょぼつき、耳が遠くなるだろう。
でも、秋晴れの天気のよい日には、落ち葉を掻き、風流を味わう方が、健康的だと思う。
50〜60年前までは、高齢者は尊敬の念を持って見られ、「今年、70歳だそうだが元気でいいね」との会話などがあった。
昔は社会全体が、年の功などと言って、年齢の高い人を尊敬していたと思うがそれはいつ頃までの考えだったのだろうか。
 今は、働く世代から見ると、尊敬対象にしたいけれど、負担が重い。少子高齢化の頭デッカチのピラミッド社会ではね。
 特に最近の治療、医療が高度になればなるほど、費用が掛かる。皆保険という形になっていると、長生きになればなるほど、費用が掛かるという現実がある。
それを安くできる方法は、ないか・・・この知恵を絞るのが大変だ。
 皆様は、入院90日ルールというのがあることをご存知だろうか。大方の人は、ご存知だろうが、病気によっては、90日の入院では治ることが難しいのではないか……。
などと秋の夜長に思う。
注記:
上の写真は、2014年11月21日に撮影した高槻市富田筒井池公園の紅葉。

2014年11月22日  
記: S.O   


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