皇帝ダリアの花言葉は、乙女の純潔、乙女の真心、優雅、華麗だそうです。
この花言葉で連想するように、淡い優しい花が、少し肌に寒さを感じる11月中旬から咲き始め、霜を見る前の、12月初旬まで頭上の澄みきった秋空の下で咲きます。
ダリアという名前はスェーデンの植物学者「ダール」から。皇帝と名が付くのはナポレオンのように寒さに弱いからという話もあります。
皇帝ダリアは別名「木立ダリア」と言われるように、丈が3〜4メートルにもなります。花はやさしいピンクやうす紫の色で直径約20cmほどの大輪の花が茎の頂上につきます。晩秋の頃、青空にそびえて立つ姿は圧巻で、皇帝の名にふさわしいと思っています。
お友達の家では2階のベランダから楽しんでいます。
草丈を高くしたくない場合は、何回か切り戻して高さを調整します。草丈を伸ばす場合は、あらかじめ丈夫な支柱を立てておきましょうね。
皇帝ダリアは、お嬢さん育ちで寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまいます。
花が終わったら根から50pぐらい残して茎を切り冬越しします。
高槻市内では特別な処置をしなくても、翌年の春には茎の根元から新しい芽が出てきます。
(根元に籾殻を撒いておくとさらにいいですね)
増やしたい時には、ベランダで発砲スチロールの箱にもみ殻をいれて、30cm位に切った茎をさして、時々水をかけて湿った状態で冬越しさせます。(30cm位に切る時必ず節のところが有るようにします)
春に地植えします。植木鉢でも結構咲きます。
高槻市では、近年ブームになっているのでしょうかあちこちで見られますね。
注記:
上の写真は、2014年11月14日に高槻市富田園芸協同組合植木団地内で咲いていた皇帝ダリアです。
2014年11月21日
記: F.K
|