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”枝垂れ梅”
ー茨木市「総持寺」、「長岡天神」、城南宮ー

壁紙は城南宮の枝垂れ梅


 西国霊場第22番札所、高野山真言宗別格本山
「総持寺」は茨木市総持寺1−6−2にあります。
本尊は秘仏で火災にあわれて黒いお顔の千手観音様です。
境内は梅の木が沢山植わっており、
よい香りにつつまれています。

総持寺の紅梅枝垂れ梅

総持寺の白梅枝垂れ梅

 城南宮は都の守護神として城南の地に創建されて以来
平安の末期、白河上皇が城南離宮を造営されて歌会の宴、舟遊び、競馬など王朝文化が花開いた。
以降承久3年(1221)後鳥羽上皇が武士を集めて乱を起こしたり慶応4年(1868)正月 薩摩藩の大砲で「鳥羽、伏見の戦い」の始まりなど、常に新しい時代の幕開けを告げる歴史の舞台となった。
 長岡天満宮は菅原道真公が大宰府へ左遷されたとき立ち寄られ公ご自作の木造を御祀りしたのが神社創立だとか。
寛永15年(1638)には八条の宮智仁親王により「八条の池」が築造され、中堤両側の「きりしまつづじ」は樹齢百数十年とかその見事さはわが国随一で、花の季節には多くの観光客で賑わう。
拝殿の裏手の梅林もこじんまりとして見事です。

長岡天神の梅林、白梅枝垂れ梅

平安遷都の都の南の守護神、大国主命、神功皇后をお祀りしている。
また熊野詣でに先立ち、道中の安全を祈って城南離宮で身を清めて出発する慣わしとなり、方角の災いを除く方除・旅行安全の信仰が高まりました。

 城南宮は 熊野詣での都の 出発地

T.N  

城南宮、落ち椿と枝垂れ梅

城南宮梅林の枝垂れ梅

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