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「あじさい」


アジサイ
 入梅をひかえて、6月の花といえば「あじさい」がいちばん思い出される花ではないでしょうか。
漢字で書くと「紫陽花」、種類では「額紫陽花」(がくあじさい) もあって色もピンク、白などあり、一見はなやかです。
 花言葉は「辛抱強い女性」「元気な女性」「謙虚」とありました。6月の初旬より7月の初旬まで見頃の長い花です。
俳句の季語も、勿論「夏」ですが、呼び方も花びらのように 見える四枚の「がく」から「よびら」、咲き始めから色が七変化することより「七変化」 (しちへんげ)ともいわれる。
近畿周辺の見所としては、だいたい有名なお寺さんは この時期どこも「あじさい」を見る事が出来ます。
西国三十三所霊場 第十番 京都宇治市「三室戸寺」、関西花寺二十五カ寺 第一番 福知山市「観音寺」(丹波のあじさいでら)、同じく第十番 神戸摩耶 「天上寺」、 第十三番池田「久安寺」、第十五番の「岩船寺」(加茂のあじさいでら)、勿論高槻市 の「神峰山寺」(かぶさんじ)も山一面のお花畑でした。福知山市「観音寺」の 小藪実英住職の詩画作品集のなかに、「うわべの輝きでなく、内からの輝きで生きて いきたい、雨の日の紫陽花のように」。考えさせられる言葉です。

平成17年6月5日 成本忠晴邸にて

H17年の花は、不作とのこと。来年は楽しみです。
分 類:植物 双子葉植物離弁花 落葉低木 ユキノシタ科
学 名:Hydrangea macrophylla
原産国:日本
環 境:公園や庭
花 期:6〜7月
結実期:普通果実はできない
花の大きさ:5〜6mm(直径)
丈  :150cm

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