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木の芽


小さな庭に山椒の木を植えました。
やっと2m程度の高さに育ちこれからが楽しみです。
春には、日本のハーブで、さわやかな香りと緑の色を楽しんでいます。
木の芽とは、さんしょう(山椒)の若い葉をさしますが、 竹の子と木の芽のシーズンになると春が来たなぁ・・・と、うれしくなります。
木の芽は春から秋まで楽しめます。
筍木の芽和え 春の香りの最右翼です。
空気も澄み華やいだ春の一時、旬の朝掘り筍を軽く湯掻いて食べる一品。 この時期、木の芽も一斉に芽吹いて来る。筍を食べるというよりも時としてこの 山椒の若芽の香りを楽しむと言った方が正しいかも知れない。
田楽も美味しいですね。(焼き豆腐:小さめに切った焼き豆腐を、油を熱したフライパンで両面焼き)に混ぜ合わせた山椒の練りみそを塗って木の芽をのせ、竹串に刺す。
「山椒は小粒でもピリリと辛い」というぐらい辛い実。
辛味成分には健胃や駆虫の薬効がある。
また、干した実は香辛料(スパイス)にもなる。
(うなぎの蒲焼なんかにふりかけますね)。
鳥の好物。鳥に食べられて種子が運ばれる。
蜜柑(みかん)科。
・学名 Zanthoxylum piperitum
Zanthoxylum : サンショウ属
piperitum : コショウのような
・春、黄色い5弁花が咲く。
・ふつう、枝にはトゲがある。
・葉はもむと芳香が出る。
・実は秋に赤くなり、割れて黒い種子が現れる。
・「椒」の字は、古くから辛いものの呼称に 使われており、”山の辛いもの”を意味する命名。


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