四季彩の目次へ

黄エビネ蘭


今年も4月に入ると庭に黄色い花を一斉に付けて楽しませてくれます。
育てやすい花ではないでしょうか。
名の由来は、地下に連なっている茎と、そこから生えている根の様子が、 まるでエビの頭を指でつまんで持ち上げたように見えるところからだそうです。
1600年代の書物にはすでに海老根の名が出ているほど、昔からよく知られた花です。花がすんだ後は、緑の葉っぱを楽しみます。
冬になると思い切って葉っぱを全部刈り込んでしまいます。
さて蘭は、高等に進化した植物といわれている。木や岩に着生する石斛や風蘭ようなものもあれば、湿地で育つサギソウもある。山の中の明るい乾燥するところを好む蘭から、空中湿度が高く陽の当たらない場所を好むものと様々である。 ・蘭(らん)科。
・学名 Calanthe discolor (海老根)、Calanthe sieboldii(黄海老根)
Calanthe(カランサ)は、ギリシャ語の
「calos(美)+anthos(花)」が語源。
”美しい花”という意味。


四季彩の目次へ