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ワサビ


今朝(3月15日)、庭に春を感じさせるワサビの花が咲いています。
プランターにワサビを植えて楽しんでいますが今年は多くの花を付け今満開です。
山の清流を利用したワサビ田に見られるように、涼しく水のよい場 所でなければ育たないと思っていましたが、舞鶴の友達がプランターでも十分育つとのアドバイスで育てています。
根は当然のこと,葉も辛いです。山葵漬けには葉柄や葉も入ってい ますね。葉もつぼみをつけた花も辛味があっておいしいです。
さっ と湯をとおすくらいに調理するのがコツだそうです。
花を吸い物に浮かせると風流を楽しむことが出ます。
ワサビは殺菌作用があるとか,近頃注目されているとのこと。
ワサビをおろしたときは、組織を細かくすりつぶした方が口当たりがなめらかで、辛味成分も増します。
辛味の素でありますシニグリンと辛味成分カラシ油を作り出す酵素・ミロシナーゼは、生体内では別々のポケット(細胞)に入っており、これらをよく混ぜる意味でも、目の細かいおろし金が使われます。
また、ワサビは使うたびにおろしましょう。常温で放置して置きますと、ワサビに含まれるミロシナーゼが酸化し、活性を失い、辛味成分が出来ません。そのため、辛味が弱まるのです。ただし0度以下では大丈夫なので、すりおろしたものが残った時はラップで包み、冷凍庫で保存すると香りと辛味が保てます。
分 類
ワサビ
Eutrema japonica
植物 双子葉植物離弁花 多年草 アブラナ科 ワサビ属


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