VG槻輪 「わがまち紹介」活動 |
月 日 | 2022年12月8日(木) | ||||
集合場所 | 京都地下鉄烏丸線今出川駅 南改札出口 集合 | ||||
内容 | 西陣織会館・京都市考古資料館の訪問・見学 |
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その他 |
1)コロナ等で中止の場合は前日に連絡網で連絡します。 2)一般参加者は会員を通じて申し込んで下さい。 3) 時節柄、京都の「北山時雨」の準備はして来て下さい。 |
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記 京都市上京区
しかし,火災での焼失等で東方の京都御苑付近に位置を変え,それをとりまくように公家邸宅が集積していきました。 西陣織
この戦乱で、朝廷の織物を司っていた職人たちは、堺や山口などに難を逃れました。 戦乱後、職人たちは、山名宗全が率いた西軍の本陣跡一帯にもどり、織物を盛んに織り出しました。 「西陣」という名称はここから起こりました。 以降、西陣織はその時々の為政者の庇護もあって大きく発展し、華やかな桃山文化や元禄文化の開花にも、西陣織は重要な役割を果たしてきました。 明治を迎えると、東京遷都により西陣をはじめ京都の産業は急激に衰退しました。そこで明治5年、京都府は西陣から3人の留学生をヨーロッパに派遣、ジャカードをはじめとする近代織物技術を導入し、精緻な高級織物の量産を可能としました。それ以降、西陣織はわが国高級織物の代名詞としてその地位を確かなものとしてきました。 近年、和装をとりまく状況は大きく変わりつつありますが、高度な技と洗練された意匠に培われた西陣織は、これからも私たちの生活に豊かさと潤いをお届けし続けます。 西陣織会館
前身は大正4(1915)年、今出川通大宮東入に建設された西陣織物館です(現京都市考古資料館)。 西陣織会館では、職人による西陣織の制作実演、歴史的史料や工程パネルの展示など、西陣織の魅力に触れることができます。 手織体験は、スタッフのアドバイスを受けながら、テーブルセンターを織る体験が出来ます。 また、小紋(お洒落きもの)で市内への外出や舞妓・芸妓・十二単きもの体験もあります。 2階には、西陣織の創作小物、金襴、和装品など産地直販の西陣織ショップもあります。 職人実演として、職人の見事な手技、緯錦(ぬきにしき)実演・西陣爪掻(つめかき)本綴織実習などが間近で見ることが出来ます。 3階には、衣装、裂地など西陣の歴史を物語る貴重な資料をわかりやすく展示紹介しています。 京都市考古資料館
r> 京都には人々の生活があり、文化が栄えてきました。市内の発掘調査により発見された各時代の考古資料を、考古学愛好家や学童、一般の方にもわかりやすく展示しています。 1階では、テーマを決めて展示する特別展を年2回、市内の大学などとの合同企画展を1回、そのほか速報展や企画陳列などを開催されます。 2階は、常設展示室。平安時代に生活の場など身近に使われた焼き物の返還をたどる土器のパネルや、約1000点の考古資料を古墳時代・平安時代・桃山時代など時代ごとに展示したり、中国・朝鮮との交易品、平安宮の中心施設・豊楽殿跡出土品(重要文化財)、縄文時代の居住跡などを展示。 また、大型のかめや土器の破片、寺院の瓦など実際に触れ、手に取って観察できるオープン展示も実施している。 市の登録有形文化財である建物は、1914(大正3)年建設の旧西陣開館で、貴重なレトロ建築としても注目されている。 昭和51年に財団法人京都市埋蔵文化財研究所が設立され、発掘・調査・研究に多くの業績を積み重ねてこられました。 その成果に基づいて、これを展示公開して普及啓発をはかるため、昭和54年11月に「京都市考古資料館」が開設されました。 展示品を通して、過去のくらしや文化にふれ、また、埋もれた文化遺産を、未来へうけつぐ大切な任務を考える館です。 |