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VG槻輪
令和4年8月 活動予定

「わがまち紹介」活動
瀬田の唐橋を征するものは天下を征する
水に浮かぶは膳所の城
大津市科学館・膳所城跡見学

月    日 2022年8月4日(木)
集合場所 IR膳所駅 改札口 集合
訪問先 大津市科学館・膳所城跡公園
その他 1)コロナ等で中止の場合は前日に連絡網で連絡します。
2)一般参加者は会員を通じて申し込んで下さい。
3) 暑い時期です水筒はご持参下さい。

膳所城

湖上に浮かぶ膳所城

 滋賀県大津市にある「膳所城」(ぜぜじょう)は、その昔「瀬田の唐橋、唐金擬宝珠(からかねぎぼし)、水に映るは膳所の城」と美しい姿が謳われ、風光明媚な名城として東海道を行き交う旅人の観光名所となっていました。
 膳所城は、典型的な水城でした。湖の中に石垣を築き、その上に建てられた本丸と二の丸は湖に突き出すように建ち、4重4層の天守閣は湖面に浮かんでいるかのように見えたとのことです。
 戦乱の時代が終わり泰平の世に移ると、膳所城は江戸幕府の将軍達が上洛する際の立ち寄りスポットになりました。琵琶湖の雄大な風景を眺めながら心を癒やせるスポットです。
城下は、4つの村と24の町で構成。お城に近いエリアには上級武士の屋敷を配し、東海道沿いには中・下級武士の家屋が集められました。東海道の武家屋敷は、城下町を防御する役割を担っていたのです。1685年(貞享2年)の記録によると、城下の総戸数は930軒。
 その半数以上にあたる499軒が武士の屋敷です。その数から膳所が武家を中心に栄えた城下町であることが分かります。
 京都に通じる交通と軍事の要衝として「瀬田の唐橋を制する者は天下を制す」と言われた瀬田の唐橋の管理を担ったのも膳所藩でした。
橋の周辺に連なる松並木を維持するため、「並木奉行」という役職まで設けていたのです。
大津市科学館

大津市科学館

 大津市科学館は、昭和45年に、におの浜で開催された琵琶湖博覧会のテーマ館跡地に、青少年の科学教育の振興を図ることを目的に開館しました。令和2年10月1日、開館50周年を迎えました。
平成4年に、生涯学習センターが建設される際、科学館も、展示ホール・プラネタリウム・天文ドーム・実験室・工作室を設けて移転してから、滋賀県唯一の科学館として大津市民のみならず、県内外から多くの利用がいます。
プラネタリウムは、平成24年3月に、光学式からデジタル方式に交換。音響設備、シート等も新しく、ドームいっぱいの迫力ある全天周映像に生まれ変わりました。
 展示ホールは、「生命と自然」をテーマに、地球を宇宙から見たり、滋賀と琵琶湖の環境や生い立ちを知ったりすることができる2階。そして、「科学のしくみ探検・体験」がテーマの、実体験を通して科学の原理や仕組みについて学習できる3階があります。
平成25年3月23日、最新の科学的体験の出来る展示物を多く設置しリニューアル。さらに平成31年3月には、新展示「竜巻・台風実験装置」、令和3年3月には「ロボットプログラミング体験装置」を導入されました。
小さな科学館ではありますが、内容は豊富で、夢もいっぱいです。

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