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VG槻輪
令和4年6月 活動予定

「わがまち紹介」活動
自然の植物を抽象化で取り入れ
幾何学的な模様をアレンジした
自然が主役の感動的空間
ヨドコウ迎賓館見学

月    日 2022年6月15日(水)
集合場所 芦屋川駅 改札口
訪問先 ヨドコウ迎賓館見学
その他 1)コロナ等で中止の場合は前日に連絡網で連絡します。
2)65歳以上の方は、年齢を確認できる証明書を持参下さい。


芦屋川山手の別荘街

芦屋市山手町
 山手町は、芦屋の山の手にある緑豊かな高級住宅街です。三条町・東山町とともに大正初期から開発が始まった地域で丘陵地にあり、大阪湾を望める眺望のよいエリアとして愛されています。
この地域が正式に山手町となったのは1944年のことですが、その名の由来は「芦屋の山の手にあるから」という理由ではないようです。一説では、1934年に開校した村山手小学校から取られたと言われています。

ヨドコウ迎賓館

ヨドコウ迎賓館正門

フランク・ロイド・ライト設計による国指定重要文化財の建築物です。
ヨドコウ迎賓館は、山邑家別邸として1918年(大正7年)にアメリカが生んだ近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)によって設計されました。
ライトがアメリカに帰国後は、彼の弟子である遠藤 新と南 信が引き継ぎ、1924年(大正13年)に竣工。
1947年(昭和22年)に株式会社淀川製鋼所が社長邸として建物を購入し、1989年(平成元年)より「ヨドコウ迎賓館」として一般公開しています。
1974年(昭和49年)には、大正年間の建物として、また鉄筋コンクリート造の住宅建築として初めて、国の重要文化財に指定されました。

ヨドコウ迎賓館屋上より見る神戸港

日本では旧帝国ホテルの設計者として知られているライトですが、建築当初の姿をほぼ完全に残すライトの住宅建築は、日本にはこのヨドコウ迎賓館のみです。
敷地は南北に細長く、ゆるやかな南傾斜となっており、建物はその山肌に沿って階段状に建てられています。幾何学的な彫刻を施した大谷石や、マホガニーの複雑な木組み装飾、植物の葉をモチーフとした飾り銅板など、自然と融和するライトの建築思想を随所から感じられます。
建物は緑に囲まれた小高い丘の上に建ち、屋上のバルコニーからは六甲の山並み、市街地や大阪湾を眺望することができます。

俵美術館


俵美術館玄関

俵美術館は、緑に恵まれた文化の薫り高い街「芦屋」に1988年1月に開館しました。
当館では、古来の携帯用筆記具「矢立」を中心に江戸期の美術工芸に焦点をあて、広重の「東海道五十三次」、根付、刀装具(鍔・小柄・柄縁・柄頭・目貫)、煙草入、髪油壺などを館蔵しています。
矢立は、美術性・機能性・珍奇性の各観点から質の高いもの1500点を集め、常時約150点を江戸期の工芸とともに展示公開しています。
芭蕉の詩想や広重の叙景を生んだ矢立と江戸の職人芸の精華をお楽しみください。
なお当館は、エントランス・ホールにて、内外の現代美術やアンティークを展示しています。
矢立(やたて)とは、鎌倉時代に戦場で筆記する状況に備えて小型の硯と筆を箙(矢立)の中に入れて携帯し、この硯を「矢立の硯」と呼んだことから携帯式筆記用具一式を矢立と呼ぶようになった。
形状は角材状の本体に墨壺と筆の収納部を設け、その上にスライド式に開閉する蓋を取り付けた檜扇型と、墨壺に筆を収納する筒を取り付けた柄杓型、墨壺と筒を紐で繋いだ印籠型に大別される。
柄杓型は一見喫煙パイプのような形をしている。
頑丈で握り具合も良く、携行していても怪しまれないため、筆筒に針や刃を仕込んだ物は護身用の隠し武器としても重宝された。

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