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VG槻輪
令和4年3月 活動予定

わがまち紹介
歴史の散歩道(上町台地北コース)を散策しよう!!
日本一お寺が多い上町台地
大阪市中央区中寺
介護や福祉用具の学習・高津宮参拝

月    日 2022年3月10日(木)
集合場所 大阪地下鉄「谷町六丁目」駅 改札口
訪問先 大阪府社会福祉会館内(大阪府介護情報・研修センター)及び
大阪市中区寺中「歴史の散歩道」散策と高津宮参拝
その他 1)コロナ等で中止の場合は前日に連絡網で連絡します。
2) 一般参加者は会員を通じて申し込んで下さい。

上町台地=大阪

かつては海に囲まれた半島だった「上町台地」

 「上町台地=大阪」は東西及び北の三方を低地で囲まれている。約7000〜6000年前の縄文海進の時代には東に「河内湾」、西に「大阪湾」が拡がる半島であった。その後、砂州が北に向かって形成され「河内湾」を締め切り「河内湖」となった。その後、「淀川」「大和川」をはじめとする河川による土砂の堆積によって陸地化が進み、現在は「河内低地」となっている。
戦国時代に築かれた「大坂城」は、「上町台地」の北端部分に位置し三方は川や湿地と、天然の要害で囲まれていた。唯一、南に続く台地面が弱点とされ、大きな「空堀」が掘られたほか、「大坂冬の陣」では出城の「真田丸」も築かれ守りを固めている。
 武家屋敷と寺町の配置を見てみよう 、「大坂城」は徳川幕府により再建され、城の南には武家屋敷が置かれ、その西側は町人地となった。
南西側は秀吉の時代に、「生國魂神社」が移転、「銀山寺」が創建されるなど、寺町が形成されていたが、徳川の時代にも、市中の寺院が集められ、寺町はさらに発展した。
中央区にある谷町の寺町は、大阪の歴史においてとても重要な位置づけがなされています。
高津宮(高津神社)


高津宮本殿

貞観8年(866)、清和天皇の勅令によって難波高津宮の遺跡が探され、あったと定められた地に仁徳天皇を祀る社が建立されたのが始まりとされています。700年後、正親町天皇の天正11年(1583)、豊臣秀吉が大坂城を築城した際にご神体を現在地に移しましたが、第2次世界大戦時の大阪大空襲で神社は悉く全焼してしまいます。現在の社殿は、戦後に再建されたものです。同社は古典落語「高津の富」「高倉狐」「祟徳院」の舞台として知られ、古くから大坂町人の文化の中心地として賑わっていました。
現在も境内にある「高津の富亭」で、五代目桂文枝一門による落語の寄席が定期的に行われており、桂文枝の石碑もあります。春の高津宮桜祭は大勢の花見客で賑わい、夜桜は特に評判です。
鎮座地は周囲よりも一際高く、どの方向から参拝するにも石段を登ることになる。
その石段は「縁切り坂」や「縁結び坂」などと名づけられており、縁切りや縁結びのパワースポットとして話題になっている。
高津神社の梅乃橋という小さな反橋があります。
現在は川も流れていませんが、その昔は梅川という川が流れていたそうです。梅川は川下が道頓堀川につながっていたそうです。
また、昭和30年代から、境内や隣接する高津公園にソメイヨシノなど約100本の桜が植えられた。高津宮では毎年3月下旬から4月上旬にかけて「桜まつり」が催されて、多くの花見客で賑わうそうです。
大阪市中区寺中「歴史の散歩道」

中区中区寺中の街路地図

戦国時代まで寺院は集中して建てられませんでしたが、天正11年(1583年)の豊臣秀吉による大坂の城下町建設とともに大坂の寺町作りが始まりました。
なぜ、秀吉が上町台地に寺院を集めたのでしょうか。
大坂城は上町台地の北端に位置し、東は平野川・北は大川などが天然の要塞となり、西は東横堀川を開削し守りを固めることができました。唯一の弱点だった南側の防御を強化するため、上町台地に寺を集中的に移転させたと言われています。
大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡し、徳川氏が大坂を支配する時代になっても、この路線は踏襲され、元和年間に大坂の寺町はおおむね完成に至りました。
江戸時代の大坂には11の寺町があり、うち2つは天満にありましたが、9つは上町台地に集まっていました。
時代によって変遷はありますが、上町台地の9つの寺町に180余りの寺院が存在していました。
戦災を経た現代でも、なお多くの寺院が上町台地に集まっています。寺院について厳密に把握できるデータはないようです。が、経済センサスの事業所数(仏教系宗教)のデータを目安にすると京都よりも上町台地のほうがお寺が密集したエリアだと言う事です。
大阪府介護情報・研修センター

福祉用具常設展示場

大阪市中央区谷町7丁目にある研修センターで、福祉用具の常設展示を行っています。
ベッドや車いす、住宅改修に関する約400点の福祉用具を、大阪府社会福祉会館1階で常設展示されています。
相談員が、福祉用具の選び方・使い方について説明していただけます。
※以前には、茨木市にある大阪府立介護情報・研修センターで介護用具を常設展示していました。

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