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VG槻輪
令和3年12月「わがまち紹介」活動予定
閑静な住宅街と緑豊かな環境
箕面市
紅葉の箕面瀧道を散策しましょう!!

月    日 2021年12月1日(水)
集合場所 阪急箕面駅 改札出口 集合
訪問先 紅葉の箕面瀧道を散策
その他 1)雨天やコロナなどで中止の場合は前日に別途連絡します。
2)晩秋の風景を自分のカメラで撮ってみましょう。
3)箕面観光ボランティアガイドの方にガイドをお願いしています。
4)ウォーキングスタイルで参加下さい。

箕面の歴史
 箕面の歴史は縄文時代にさかのぼります。今から3000〜6000年前の人々が生活や狩猟に使っていた土器と石器が、瀬川・新稲(にいな)・稲(いな)・白島の各地で見つかっています。
弥生時代になると箕面地区からは土器と稲の穂刈りに使った石包丁や住居跡が、白島では土器、如意谷からは銅鐸(どうたく)が見つかっています。これによって紀元前後から3世紀ごろの市域では米づくりが行われており、各地に人々が定住して「ムラ」もできていたことが知られています。
明治の森箕面国定公園

勝尾寺町石五輪卒塔婆(一町石)

 箕面市北部の低山岳地帯(標高100〜600m)に位置し、紅葉と落差33mの箕面大滝で有名な府営箕面公園とその周辺の森林を合わせた963haの地域からなる公園。
昭和42年(1967年)に「明治百年」を記念して東京都の高尾山とともに国定公園に指定された。
植物や昆虫などが数多く生息する自然の宝庫であり、日本最古の町石(塔婆)や八天の石蔵など豊かな文化財も有する。
自然観察や文化財探訪、ハイキングなどが楽しめる格好のスポットです。
箕面公園

箕面瀧道と紅葉

 箕面公園は滝と紅葉で知られ、面積は83.8ha、明治の森箕面国定公園の一角に位置しています。
春は新緑、夏は納涼、秋は紅葉、冬は鍛錬の場として年間を通じて多くの人々に親しまれています。
1986年「森林浴の森100選」に選ばれました。
 ただ、記憶に新しいと思うのですが、2018年に大阪地方を襲った台風で非常なダメージを受けて、大阪府・箕面市や山を愛する方々がハイキング道を整備され、今年の4月10日(土)より滝道の通行止めが解除され滝まで舗装された遊歩道を歩いて行くことが出来るようになりました。
修復されていますので、特に危険ではありませんが、上り下りにかなり急なところがありますので、しっかりとした靴と軽快な服装で歩く事を忘れないで下さい。
 コロナ下での体力が落ちていると思いますのでゆっくりと安全にウォーキングしましょう。
箕面大滝

箕面大滝

 「日本の滝百選」に選定されている落差33mの大滝です。
その流れ落ちる滝の姿が、農具の「箕」に似ていることから、箕面大滝と呼ばれるようになり、地名の由来もここから来ていると言われています。
駅前からのびる川沿いの「滝道(約2.8Km)」を、秋の紅葉を楽しみながら、ガイドさんと一緒に、 説明も聞き、様々な顔を魅せる箕面滝道を散策します。
箕面山 瀧安寺について

箕面山 瀧安寺

「箕面寺秘密縁起」によると、孝徳天皇の白雉元年(650年)、役行者が箕面の滝で修行中、龍樹菩薩より法を授けられ、滝の下で不動明王と弁財天の像を刻んで堂宇に安置したと伝えられ、古くは箕面寺と呼ばれた。
本尊の弁財天は竹生島、江の島、宮島のものと共に日本四弁財天のひとつ。約400年前に「箕面の福富」を発行したことから、宝くじ発祥の寺としても知られる。当時は正月七日に、大きな富箱のなかにある札を僧侶が長い錐で突いて引き、当選者に護符を授与したようです。その様子は「摂津名所図絵」にも描かれている。山岳修験道の根本道場でもあり、7月には全国から山伏が集まって古式に乗っ取った大護摩供が行われる。
日本最初にして最古の弁財天

弁財天本堂

 西暦658年、役行者が箕面滝で修業し、弁財天の導きを受けて悟り宗教家として大成しました。行者尊は報恩感謝のもとに、自ら弁財天の像を作製し、滝の側に祭祀して箕面寺と称しました。(後に瀧安寺と改称)以後、多くの修行者が入山し、山岳の道場として発展しつつ、最盛期には堂舎が八十余りも存在しました。名高い宗教家に、奈良時代の行基を始め、空海(弘法大師)、聖宝(理源大師)、圓珍(智証大師)、鎌倉時代の法然、日蓮、そして蓮如の諸師達がいます。
しかし、明治以降は時勢の大変動によって当区域のみとなり、大阪府による森林公園の企画下のもと、堂跡には土産店や食堂が建ち並んで今日に至ります。
本尊は七福神の一神である弁財天で、財運の向上、芸能の上達を願い、一方、観音堂の主尊である如意輪観音には除災招福を求め年間を通じ参拝者で賑わっています。
拝観料:500円
箕面公園昆虫館

箕面公園昆虫館

 箕面公園昆虫館は素晴らしい森の中にある小さな昆虫館です。かつて箕面の森は、東京の高尾、京都の貴船と並び「日本三大昆虫宝庫」と称され、多くの昆虫研究者が集い調査研究を行う場所として知られていました。今でも昆虫館を出てほんの少し歩いてみるだけで、いろんな昆虫を見つけることができるでしょう。
ところで昆虫のすごいところは、"多様性"の一言に尽きます。昆虫は地球上に約100万種、まだ知られていないものを含めると500万種とも1000万種いるとも言われています。昆虫は、我々の想像を超える興味深い形態や生態の多様性に満ち溢れています。どれだけ調べても知らないこと、分からないことが出てきて、驚き・感心することばかりだそうです。箕面の森で出会う虫たちにも、それぞれの形と生き方の多様性があります。その一端を間近に見ることができるのは、実はすごいことなのです。
 箕面公園昆虫館では身近な昆虫だけでなく、見たこともない虫や綺麗な虫、かっこいい虫、変な虫など、いろいろな昆虫を展示しています。ここで見たこと、体験したことを誰かに話したくなる、そんな昆虫館だそうです。
 平成29年6月、VG槻輪「わがまち紹介」活動で、伊丹市昆虫館を訪問し、学芸員の説明と話合いをしました。
 箕面公園昆虫館では、特別展「すしのかたち・うごきのしくみ」も開催され多くの事を楽しく学びましょう。
 入館料:280円

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