VG槻輪 |
月 日 | 2021年11月11日(木) | ||||||
集合場所 | 阪急嵐山駅 改札出口 集合 |
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訪問先 | 嵯峨野と嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区散策 | ||||||
その他 |
1)雨天等中止の場合は別途連絡します。 2)ウォーキングスタイルで参加下さい。 | ||||||
記 嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区
「むしこ窓」を持つ町家風民家、茅葺きの「くずや」と呼ばれる農家風民家が美しい自然を背景にして建ち並んでいます。 愛宕街道に沿った長さ600mが嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区に指定されています。 ※昭和54年2月22日京都市告示第185号「嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区保存計画」で規定している。 嵯峨鳥居本町並み保存館
保存館は、嵐山からスタートして歩いて観光散策する「嵯峨野めぐり」コースに面しており、嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区に入り,石仏や石塔で有名な化野念仏寺を過ぎ、鳥居本に到着する直前にあります。 保存館は、明治時代の初めにこの地に建てられた民家を、一般の方々が見学できるように修理や整備をしたものです。 また、昭和初期の愛宕街道の町並みを精密に復元した模型も展示されています。 古き良き京都の風情を楽しむことができます。 愛宕神社 一の鳥居
「一の鳥居」の意味は神社の境内に入って、1番目の鳥居のことです。 愛宕神社は、愛宕山(標高924m)山頂に鎮座する。古くより比叡山と共に信仰を集め、神仏習合時代は愛宕権現を祀る白雲寺として知られた。 火伏せ・防火に霊験のある神社として知られ、「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕神社の火伏札は京都の多くの家庭の台所や飲食店の厨房や会社の茶室などに貼られています。 ※愛宕山登山安全マップ:下記参照下さい。 https://www.pref.kyoto.jp/fukei/anzen/tiiki/sangaku/atagosan.html 愛宕念仏寺(あたぎねんぶつじ)
平安初期に鴨川の洪水で堂宇が流失。 天台の僧「千観内供」が再興し,等覚山愛宕院と号し、比叡山の末寺となる。 本堂は鎌倉中期の建立で重要文化財です。 大正時代に奥嵯峨の地に移築された。内部の天井は繊細な小組格天井で、さらに本尊の位置を二重おりあげ格天井にするなど、他では見られない鎌倉様式の美しい曲線を今にとどめている。 本尊は「厄除け千手観音」。 地蔵堂には、霊験あらたかな火之要慎のお札で知られるあたご本地仏「火除地蔵菩薩」が祭られている。 境内には参拝者の手によって彫られた、1,200躰の石造の羅漢さんが表情豊かに並び、訪れる人の心を和ませてくれています。拝観料:300円 化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)
「あだしの」は「化野」と記す。 「あだし」とははかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。 この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所である。 入山拝観料:500円 平野屋
ここ一の鳥居の畔で四百年 鮎問屋を営むかたわら、平野屋は茶店をして名物「志んこ団子」を旅人に供しておられた。「志んこ」は、ニッキ・お茶・白の三色で愛宕山の九十九折(つづらおり)の坂道を現しております。 店は、行き帰りの参詣者のみなさまを古くからもてなしていました。 平野屋の遠祖は愛宕神社と親交が深く、そのご縁で一の鳥居のふもとに茶店を構えることになったそうです。 また保津峡谷に近い立地から、鮎問屋を営んでおりました。保津川水系の清流で獲れた新鮮な鮎を、一晩休ませ朝一番で「鮎もちさん」と呼ばれる担ぎ手が両天秤で京の料亭に卸しておられ、やがてお客様に鮎料理をお出しするようになり、今日に至っいます。 次のページで、嵐山駅から嵯峨鳥居本町への散策路を順に説明して行きます。 散策路: 阪急嵐山駅から京都バス94系統バスで愛宕寺前下車で下記ルートで阪急嵐山駅へ行く方法も有ります。 愛宕念仏寺 ⇔ 愛宕神社一の鳥居 ⇔ 平野屋 ⇔ 嵯峨鳥居本町並み保存館 ⇔ 化野念仏寺 ⇔ おみやげ ⇔ 八体地蔵 ⇔ 證安院 ⇔ 祇王寺 ⇔ 滝口寺 ⇔ 二尊院 ⇔ 嵯峨野工房 ⇔ ※清凉寺 落柿舎 ⇔ 常寂光寺 ⇔ 御髪神社 ⇔ 大河内山荘 ⇔ 竹林小径 ⇔ 野宮神社 ⇔ 慈済院 ⇔ 渡月橋 ⇔ 阪急嵐山駅 |