VG槻輪 わがまち紹介 |
月 日 | 2021年9月16日(木) | ||||
集合場所 | JR摂津富田駅改札出口 集合 |
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訪問先 | 株式会社酉島製作所 | ||||
その他 |
1)雨天決行 コロナの問題等で中止の場合は連絡網で連絡します。 2)工場見学で靴・服装の気を付けて下さい。 | ||||
記 高槻市宮田町宮田 (みやだ) 町は、春日神社(宮田町3丁目)が在るが、この辺り一帯は、鎌倉・室町時代の集落跡があり、宮田遺跡と言われています。 宮田遺跡
右の写真は、宮田遺跡から出土した日常の土器です。 左手前は中国製の白磁や青磁。 左奥はカマドを用いずに煮炊きできる3脚のついた土釜です。 当時の暮らしをしのばせる容器や下駄など、さまざまな木製品のほか、瓦器椀などの日用雑器などが多数出土し、中世社会の商品流通を知るうえでも、重要な遺跡です。 近くには、三島高校の所に、郡家今城遺跡もあり古代からこの近辺は栄えていた地域です。 富田台地
市内唯一の台地であり伏流水があります。 この富田台地を潤したのが古い水路(人工の水路)の五社水路です。 五社水路
赤大路、宮田、富田、東五百住、西五百住の五社が水利組合の「五社組」が管理し、命がけで守った水路でした。 この水路がこの地区を潤したのです。 水路がいつ頃造られたかは不明ですが、三島地区の古墳が全てこの水路をさけて造られていることをみると4世紀前期ではないかといわれています。 三島郡の条里制が確立、弥生・古墳時代以来、居住および水田開発が進み、古代にはすでに大部分が水田化されていた。 道路や畦畔、水路など一定の間隔で東西、南北に規則正しく走り基盤目状に区画水田が広がっていました。 宮田の由来 赤大路にある鴨神社は、平成12年に行われた発掘調査で少なくとも奈良時代(西暦720年)以前の神社ということが証明された。 「宮田」は鴨神社が支配する田で、鴨神社の「宮」の田と云われていました。 また、江戸時代の富田村は、富田町、昭和台町、寿町、栄町、川添町、牧田町、西町、柳川町、北柳川町、南総持寺、北昭和台町、大畑町、宮田町を含めた広い範囲を示しています。 昔はのどかな田園地帯でしたが、 今は準工業地域で、国道171線沿いに、エデオン・酉島製作所・ジョウシン・パナソニックなどの企業が並んでいます。 酉島製作所 創業100周年を超え、さらなる進化を続けるグローバル企業
1941年(昭和16年)にここ高槻市宮田町に移転し、以来、ポンプ一筋に走り続け、2019年には創業100周年を迎えました。 上下水道施設やかんがい施設、発電所、海水淡水化プラント向けなどで使われる大型・高圧ポンプを得意とし、高い技術力と長年の経験で国内外で数多くの実績を積んでいます。 ポンプといっても普段あまり目にすることがないと思いますが、その働きは心臓に例えられるように、止まると大変なことになってしまう(水も電気もとまる=社会活動が止まる)大変重要な機械です。 酉島製作所では一人ひとりの従業員がみな、「人の暮らしと社会の発展になくてはならない仕事」との自負と責任、情熱をもって働いています。実際、コロナ禍でもエッセンシャルワーカーとして休むことなく操業を続けています。 2019年の創業100周年には、大切な伝統は受け継ぎ、時代に合わせて変えるべきことは柔軟に変えていくため、企業理念と行動指針を刷新。「EVOLUTION」をキーワードにさらなる進化をとげていくことを誓いました。 また、それに合わせた記念事業の一つとして、1979年に建てられた本社ビルを建て替え、2021年3月、最先端の機能をそなえた新本社工場ビルが完成しました。100%グリーン電力を活用し、CO2の排出はゼロ。地球に優しいビルとしてZEB Orientedにも認定されています。 今や酉島製作所は世界20ヶ国以上に支社店を広げ、グループ全体の約4割は外国人。地元高槻はもちろん、世界の発展に貢献していくグローバル企業として、さらなる飛躍をめざしています。 |