VG槻輪 わがまち紹介 |
月 日 | 2018年2月14日(木) | |
集合場所 | 阪急上牧駅 改札出 |
|
訪問先 | 高槻化成株式会社 | |
その他 |
1)雨天決行 2)一般参加者は会員を通じて申し込んで下さい。 3)予定時間 10:00〜12:00 |
|
記 上牧かつての大字地名を「神内」(こうない)といい、古代和歌に詠まれた「神南備の森」がこの地にあり、神南備の音が、年月の経過とともに変化したといわれる。 「かんなび」とは、神の宿る所との意味で、和銅4年(711)設置とされる山陽道の官駅・大原駅があったと推定され、平安時代には、京から西国に下る人々の別離の地であったという。 古今集の歌人、源実は、その前書きで「神なひの森まで送りに・・・別れ惜しみけるに・・・」と記し、別離の様子を「人やりの道ならなくに大方は、行き鬱しと言いていざ帰りなん」(巻第八)と詠んでいる。 南北時代には、幾度となく戦の舞台となったこの一帯も、近世になると、西国街道は山崎通として整備され、梶原には一里塚や旅籠、茶店が設けられて、多くの人が行き交った。 江戸時代の絵図には、山陽道の後身である西国街道と上牧村の間に、神南備の杜が描かれています、 杜は明治時代の鉄道建設によって姿を消し、鎮座していた神南備神社は上牧町2丁目の春日神社に合祀されましたが、土地区画整理事業に伴う発掘調査では、縄文時代から室町時代にわたるさまざまな遺構・遺物が発見されており、古い歴史を物語っています。 上牧も古代の牧(馬を飼った牧場)にちなむ、古い地名です。 春日神社には、平成19年10月18日(木)にわがまち紹介で「"歴史の散歩道:上牧地区"」で訪問しました。 境内案内板より 春日神社は天児屋根命・菅原道真を祭神とする。 はじめ一の宮と呼ばれ、春日大神の一座であったが、延喜元年(901)、菅原道真が九州の大宰府に赴く途中立ち寄った縁から、のちに当社に合祀されたといわれる。 享和2年(1802)の洪水で記録が流出し、創建の年月は不詳であるが、旧上牧・鵜殿・井尻各村の鎮守として信仰が厚かった。 大正4年(1915)には、古歌にも詠まれた『神南備森』の神南備神社を合祀している。 広い境内は、榎や樟などの古木が生い茂り、優れた景観を有している。 高槻市教育委員会 上牧駅 大阪府高槻市神内二丁目にある、阪急電鉄京都本線の駅です。 西隣の高槻市駅との駅間距離は4.3kmで、阪急電鉄では最も長い。 1934年(昭和9年)に開業した際はかつての宿駅(駅家)跡で史跡の桜井駅跡の最寄り駅で、当時の駅名も「上牧桜井ノ駅」駅と末尾に駅家を指す「駅」が付く駅名であった。 当時は三島郡五領村だった。 1950年(昭和25年)11月1日に高槻市へ編入される。 その後1939年(昭和14年)に新しく桜井ノ駅駅(現在の水無瀬駅)が開業すると上牧駅に改称された。 高槻化成株式会社 昭和39年にタイガースポリマー株式会社大阪工場として操業を開始。 平成13年に分社化し、現在に至ります。 同社は、主に樹脂とゴムが原料となる自動車部品を製造している企業です。 中でもエンジンにきれいな空気を送る「エアークリーナーフィルター」をはじめ、近年では、ハイブリッド車のバッテリーを冷却するダクトが主力製品です。 同社は、顧客からの信頼を得続けるために、品質の向上と安全対策に積極的に取り組んでおり、最近では、主要顧客である本田技研工業株式会社から、平成24年度より3年連続で品質優良賞を受賞しています。 また、人材を「人財」と呼び、企業価値を高めるための「人財」を育てることに力を入れており、社内研修を活発に行うとともに、地域社会への貢献活動の一環として会社周辺の清掃活動も定期的に行っています。 「人財」育成を通して、社員の成長と共に会社の発展と地域社会への貢献を実現し続ける企業です。
|