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VG槻輪
平成30年8月 活動予定

わがまち紹介
淀川が運ぶ土砂が堆積してできた扇状地のまち
江崎記念館(近代化産業遺産認定)見学
大阪市西淀川区

月    日 2018年8月23日(木)
集合場所 江崎グリコ株式会社正門前
訪問先 江崎記念館
その他 1)雨天決行
2)一般参加者は会員を通じて申し込んで下さい。
3)夏休み中です。お子さまの同伴を歓迎します。


西淀川区のマスコットキャラクター
「に〜よん」

大阪市西淀川区
 淀川が運ぶ土砂が堆積して土地が形成された。古代は難波八十島とも呼ばれ、多くの島に分かれていた。御幣島・姫島などの地名は、この地が島だったことの名残だとされる。古代には現区域付近一帯は住吉大社の領地だったといわれる。
中世までは漁業を主としていたが、江戸時代以降は新田開発がおこなわれ、漁業とともに農業がおこなわれるようになった。明治時代後期以降地域に工場が進出した。昭和時代初期(1930年代頃)から重工業地帯となった。一方で1950年代以降は公害が深刻な社会問題となっている。その後1970年代以降は大工場の撤退が相次ぎ、跡地に住宅開発がおこなわれている。
明治時代の町村制実施により、現西淀川区の区域には西成郡千船村・稗島村・歌島村・鷺洲村・福村・川北村が発足した。千船村・稗島村・鷺洲村はのちに町制を施行している。
1925年4月1日の大阪市第二次市域拡張により、西成郡鷺洲町・千船町・稗島町・伝法町・歌島村・福村・川北村が大阪市に編入され、西淀川区が新設発足した。区名については、当初の案では「下淀区」、次いで「姫島区」が答申されたが、最終的には西淀川区に決定した。


グリコのシンボルマーク

江崎グリコ株式会社
当社は、大阪府大阪市西淀川区歌島四丁目に本社を置く製菓会社である。
コーポレートメッセージは、"おいしさと健康"。英語によるメッセージ表記は当初「GOOD TASTE AND GOOD HEALTH」とされたが、1992年(平成4年)4月付で現行のCIが導入されたのに合わせ、「A WHOLESOME LIFE IN THE BEST OF TASTE」に改められている。
大阪市中央区の道頓堀に架かる戎橋脇には西日本最大級のネオンサイン(初代は1935年(昭和10年)点灯開始、現在は2014年(平成26年)10月点灯開始の6代目)があることでも有名。 男性が両手と片足を上げたポーズをしている絵柄は、同社が最初に発売したキャラメル菓子の「グリコ」のパッケージからとったもので企業のシンボルにもなっており、「ゴールインマーク」と呼ばれる(一般には「グリコポーズ」と呼ばれる。
江崎グリコ創設者の江崎利一が佐賀県出身ということもあってか、「サガ・ライトファンタジー」(毎年11月から1月中旬まで開催)の期間中、JR佐賀駅南口に道頓堀と同様のネオン看板が設置される。


江崎記念館

江崎記念館(近代化産業遺産認定)
赤い箱とゴールインマークを商標として出発した世界的にも有名な菓子メーカー「江崎グリコ」の記念博物館。大正11年(1921)、江崎利一によって創立された江崎グリコは、有明海の漁師らが捨てていたカキの煮汁に含まれる栄養価の高いグリコーゲンをキャラメル製造に用いてその美味しさが評判になったことが原点。その後は、ビスコ、プリッツ、ポッキーなど日本はもちろん、アジアやヨーロッパ各国でも親しまれる様々な菓子を製造した。現在は大阪市西淀川区に本社を置き、菓子のほかにも冷菓、食品、健康食品、乳製品、食品原料、新素材などの分野で企業活動をおこなっている。本社の敷地内にある江崎記念館では、江崎グリコのそんな歴史をはじめ、数々の商品のパッケージやこれまでの広告・キャンペーン、グリコのおもちゃの数々、そして創業者・江崎利一氏について展示・紹介されている。懐かしいおもちゃにも出会えるかも。

グリコ創業者 江崎利一が残した、魂の言葉とは?
リコの創業者 江崎利一が、その97年の生涯の中で残した数々の言葉。商売を天職に時代を駆け抜けた創業者の思いは、今なお、驚くほどリアルでストレートに、私たちの心に響いてきます。きびしくも思いのつまった言葉たちには、ビジネス社会でよりよく生き抜くために、ちょっと行き詰まった時にも思い出したい、心のビタミンがいっぱいです。


創業者 江崎利一の机

商売は2×2=5(ににんがご)。当たり前を超える努力を重ねれば、成果は増える。
ビジネスに取り組む以上、いわば「2×2=4(ににんがし)」のような当たり前で、他人と同じような考え方では、それ以上の進歩も発展ない。それが、江崎利一が生涯持ち続けた創意工夫、「2×2=5(ににんがご)」の精神です。たとえば、どんな小さなことであってもバカにせずに考え工夫をしてみること。考える努力をすること。「努力」と「経験」を"判断・直感・工夫"などで掛け合わせることによって「不可能を可能にする」。つまり、人並みの考えをせず、あらゆる場合を科学的に検討して独創的な活路を発見し、独創的なアイデアを発揮することは重要だということです。
商売は、もうけたりもうけさせたり。共存共栄がなかったら、発展はない。
必死になって仕事を進めていると、つい自分の利益だけに考えはいきがち。でもちょっと待ってください。相手の心を動かすには、その相手にとってよい話であることがとても重要ですよね。利一は、子ども時代の恩師に「商売というものは、自分のためにあるとともに、世の中のためにあるもの。商品を売る人は、物を売って利益を得るが、買う人もまたそれだけの値打ちのものを買って得をする。この共存共栄がなかったら本当の商売も成り立たないし、発展もない」と諭され、以来、この教えを生涯の信念として守り続けました。物事がうまくいかないとき、今一度頭を切り替え「相手にとってもトクになる話かどうか」を考えてみる。ピンチの時に、ぜひ思いだしたい視点ですね。
近代化産業遺産
近代化産業遺産(Heritage of Industrial Modernization)は、日本の経済産業省が認定している文化遺産の分類である。2007年(平成19年)11月30日に33件の「近代化産業遺産群」と575件の個々の認定遺産が公表された。さらに2009年(平成21年)2月6日に近代化産業遺産群・続33として、新たに33件の「近代化産業遺産群」と540件の個々の認定遺産が公表された。
幕末・明治維新から戦前にかけての工場跡や炭鉱跡等の建造物、画期的製造品、製造品の製造に用いられた機器や教育マニュアル等は、日本の産業近代化に貢献した産業遺産としての価値を持っている。しかしこれらの産業遺産は、よほどのもの以外はその価値が理解されにくく、単なる一昔前の産業設備として破却されてしまうことも多かった。

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