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VG槻輪
平成29年12月 活動予定

わがまち紹介
大阪の心臓部として業務地・文教地区のまち:大手町
大阪府警本部本庁舎見学

月    日 2017年12月7日(木曜日)
集合場所 大阪府警察本庁舎玄関前
訪問先 大阪府警本部本庁舎見学
その他
1) 雨天決行
2) 見学者は事前に「見学者全員の名簿」を提出する必要が有ります。
3)見学者者には別途見学注意事項をお知らせ致します。

大阪市中央区大手前
江戸時代には、大坂城の正面虎口である追手口(大手口)は大坂城代が警護に当たり、現在大手前となっている町域には大坂城代下屋敷、京橋口定番上屋敷、大坂東町奉行所などが置かれていた。明治に入ると兵部省(のち陸軍省)の所管となり、大阪陸軍病院などが建てられた。
1879年の郡区町村編制法施行の際に、東区の町名として大手前之町の町名が誕生した。ただし、大手前之町は現在の大手前より町域が狭く、現在の大手前1丁目のうち京街道沿いは京橋前之町と京橋1丁目、上町筋以東は馬場町の一部で、大手前4丁目は全域が法円坂町の一部であった。
大正後期まで大手前之町は陸軍の施設で占められていたが、南隣の法円坂町へ移転した輜重兵営跡地へ、1923年に大阪府立大手前高等女学校が梅田から、1926年に大阪府庁が江之子島から移転した。敗戦後は府庁の別館などが建ち、1958年には中部憲兵隊司令部跡地に大阪府警察本部が城内から移転した。

大阪府警察本部

大阪府警本部本庁舎

約21000人の警察官を擁する大阪府警の本部がある。大阪城に隣接して立っており大阪府庁も近い。 警察庁舎としては全国最大級の規模で南東隅を丸く切り取った外観を特徴的としている。 最先端のハイテク技術を導入した影響もあり総事業費は617億円とかなりの巨額になった。 著名建築家の黒川紀章氏が設計に携わっている 1955年に発足した大阪府警本部の庁舎は当初、大阪府庁にあった本館だけでなく三つの別館など複数の場所に分散していた。
 効率的な運用のために56年9月から始まった庁舎の新築工事は、58年4月に一部完成の段階で刑事部などが移転。新庁舎はガラス張りで明るく、取調室にも暖房や通風換気装置が設置された。当時の新聞には、留置人の健康を保つために日光浴ができる遊歩道や婦人専用浴室も設けられるなど人権尊重に気を配っていると書かれている。工事はその後も続き、この写真が撮影された59年2月末にほぼ完成した。3月には残りの部署が移転して、文字通り府警は1カ所に集約された。
 その後、耐震性の問題などで新たな庁舎の建設が発表されたが、府の財政難で着工すら危ぶまれた。95年の阪神大震災で災害対策の拠点としての役割が再認識されたことで98年11月から建設が始まり、2007年12月に現庁舎が完成した。

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