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VG槻輪
平成23年5月 活動予定

わがまち紹介
" いましろ大王の杜:郡家新町 "

月    日 2011年5月19日(木日曜日)
集 合 場 所 JR摂津富田駅北 高槻市営バス乗り場@ 12:55
  13:00発 南平台経由奈佐原行き
  下車バス停 今城塚古墳前
  (現地集合場所:今城塚古代歴史館、 時間:13:15)
訪問先 今城塚古代歴史館、史跡今城塚古墳
その他 1)一般参加者歓迎です。
2)名札は持参下さい。

今城塚の古墳公園と古代歴史館の一帯が「いましろ大王(だいおう)の杜」として、4月1日にオープンしました。

史跡今城塚古墳は、三島平野のほぼ中央に位置し、淀川流域では最大級の前方後円墳です。
西向きの墳丘の周囲には二重の濠がめぐり、総長約350m・総幅約340mをはかり、日本最大の家形埴輪や精緻な武人埴輪が発見されています。
 今城塚古墳は、531年に没した第26代継体天皇の真の陵墓と考えられ、古墳時代の大王陵としては唯一、淀川流域に築かれた古墳です。
今後の整備・公開に向けて平成9年から確認調査を行っており、古墳の規模をはじめ、のちの城砦や地震による変形の様子など、貴重な成果が得られています。
なかでも平成13・14年度の調査で北側内堤からみつかった埴輪祭祀区(はにわ さいし く)は、大王陵での埴輪祭祀の実態を示すものとして大きな注目を集めています。
今城塚古墳は、すべて人の力で、濠を彫り、土を積み上げて墳丘を形づくり、遠くから運んできた石で表面をおおい、ハニワを立て並べた「造り山」で、後円部墳丘の中心部には埋葬施設が設けられていました。
 つくられてから1500年近くを経た現在、風雨にさらされ、周濠の波打ち際は浸食がすすんでいます。
平成9年からの発掘調査により、文禄5(1596)年の伏見地震による地滑りで、墳丘の盛土の多くが内濠へ滑落したことが判明しました。
さらには江戸時代以来、内濠の水田化や内堤の土採りなどがすすみ、人の手が加わって本来の形が大きく崩れているところがあります。
またブラックバスなどの外来生物やヒノキの植林などによって、在来種は駆遂され、この地域本来の植生すらまぎらわしくなっています。

今城塚古代歴史館、館内では三島の古墳から出土した異物の展示とともに、今城塚古墳の調査結果を基に、ジオラマや映像を用いて古墳の築造工程や歴史背景を解説しています。
特の日本最大の家形埴輪を含む本物の埴輪郡や3基の復元石棺が展示されています。

今城塚古代歴史館開館記念特別展 「三島と古代淀川水運T -初期ヤマト王権から継体大王の登場まで-」 を見学します。

以 上      

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