“ 昭和二十年の春 ”
春を待ちわびる心。卒業式。入学式。
新しい門出。いずれも希望に満ちあふれる言葉!!
でも昭和二十年のこの季節。日本の国内では不安と恐怖。
悲しみに人々の心は動揺していました。
第二次世界大戦(大東亜戦争)は激しくなり、兵士達も銃後の臣民(国民)達は
東京・大阪から始まった空襲は全国に広まり住む家を、家族を失った人達が大勢いました。
卒業の三月卒業式も挙行されず、校舎を離れた少年・少女達。
戦後何十年を経てようやく卒業証書を手にした荘年、老年者達の感激・感涙。
この心、理解出来ますか。
いや理解できないのが当たりませですね。