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バス停での出来ごと
はやく”子ども・老人や身障者にも優しい
福祉国家にしましょう”



 ボランティア活動に阿武山行きのバスに乗る為、朝8時半頃 高槻北のバス停で待っていました。
 高齢者(初老の老人か?)の男性が椅子に腰かけてバスを待っていました。
しばらくして成人した盲の方と50才代後半か60才位のお父様とバス停に来ました。
椅子が空いていないのでお父様が先程の高齢者の横に腰かけさせました。
その時盲の方のリュック的なカバンを左肩にかけていましたので腰かける時、
その高齢者(腰かけている)の右肩にカバンがちょっと当たりました。
高齢者の男性は「痛いやんけ、俺の肩に当てやがって!!
盲の方の父上が「すみません。」と謝りました。
それなのにその高齢者は「そんな謝り方は本当に謝ってへんけ、もっと大きな声で言わんか」私は腹が立ちました。
 明らかに”白い杖をついているその御子息の姿が解らんのか” 言葉は悪いが、”この!爺いメ!”と心の中で叫びました。
 最近こそ障害を持つた方が外に出る機会も出来、健常者も少しづつ理解できるようになってきましたが・・・。
「その爺いの世代は、まだまだ障害者に対する偏見から抜け切れていないのではないかと」これは私の考えですが。
 怒った男性は少し太り気味の方なので糖尿病でも病んでらして、そこから来る性格の変化(糖尿病はご存じのように性格も変わることもあるとか)かな?。それとも軽い認知症かしら?。
 バスが来てその方達は郡家経由南平台方向行きに乗られました。  私はその後のバスに乗りましたが、あのバス停で私の出来る事は、「怒っていた男性をにらみつけている」だけでした。
 欧米に比べると障害を持っている方達を平等に認める様になったのは50年遅れていると言われています。
 早く追いつき”子ども・老人や身障者にも優しい福祉国家にしましょう”

 N.Y         

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