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'95.1.17 阪神・淡路大震災を忘れない!!
阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」を訪ねて
’06.07.30に「人と防災未来センター」を訪問した。
大震災復興のシンボル・HAT神戸の中央に、ガラスに覆われたシンプルな建物がある。これが、昨年(’05年)4月にオープンした「人と防災未来センター」(防災未来館)。震災の経験と教訓を後世に伝える、HAT神戸のランドマークです。
センターは7階建てで、入場すると4階へエレベータで上がり、
@ 1.17シアターに案内される。震災発生時の映像で地震発生時のこわさを映像と音と照明で体感する。よくあのような映像が出来た物だと関心していたら、地震発生の瞬間をコンピューター・グラフィックスなどで再現したとのこと。
A大震災ホールでは、復興までの様子を振り返えるドキュメンタリー映像などで震災当時の状況が臨場感高く伝えられます。
涙をこらえきれない人も居ました。
B資料展示コーナーには震災の記憶を残そうと、多くの市民の協力により集められた震災関連の資料が、 提供者の体験談とともに約800点展示されています。一画にはボランティアの語り部が自らの震災体験について来館者とひざを交えながら語る姿も。
年配者は、実体験したり、まだまだ記憶に有りますが、小学生の高学年から中学生にはこのような施設を訪問し地震のことを学ぶ事は有意義なことと思います。
訪問時にも、多くの中学生が、コンピュータで検索しながら調査に精を出していた。
このような震災資料の収集、保存、展示のほか、このセンターには大きな役割があります。 それは今後、災害による被害を少しでも軽減できるよう展示もしています。
「防災ワークショップ」では液状化現象や振動に強い家具の設置の仕方などを実験やゲームで体験しながら学べるようになっています。 そして今年の4月には東隣に「いのちの尊さや共に生きることの素晴らしさ」をテーマにした「人未来館」もオープンしていました。
私も震災後すぐ、多くの飲み水(ペットボトル)をハンドキャリーに積んで、震災地の知り合いを回わりました。その当時崩壊した家の前に、供えてある花と線香が今も目の前から消えません。
震災はいつ来るか予測がまだ出来ない。いつも備えをして行動をしよう。
人と防災未来センター ホームページ http://www.dri.ne.jp/ です。
S・O